日本ファンクショナルダイエット協会
日本ファンクショナルダイエット協会

太田成男博士のケト検限定スペシャル講演

「水素医学の進展と誤解への対応」

2017年11月26日(日)、東京・千鳥ヶ淵近くのナグモクリニック東京院で、第25回ケト検講習会が開かれました。年内最後のケト検は、美女たちで大賑わい。
いったいどうして?
もちろんケトジェニックダイエットを学ぶためです。

日本ファンクショナルダイエット協会


水素医学の現段階



この日は17:00から「水素医学の進展と誤解への対応」と題した、水素医学のパイオニア、太田成男博士のケト検限定スペシャルレクチャーも行われました。

10人の美女たちの半分は朝からみっちりケト検を受講し、残りの半分は太田博士のレクチャーを聴くために会場のナグモクリニック東京院にやってきました。

ここでは、太田博士のスペシャルレクチャーについてご紹介したのち、美のチャレンジャーたちにケト検の感想をひとことずついただきましたので、最後にお楽しみください。

日本医科大学大学院医学研究科細胞生物学分野の大学院教授としてミトコンドリアの研究をしていた太田博士は、2005年1月から水素の医学研究を始め、07年5月、水素分子が酸化ストレスを軽減するという最初の論文を「Nature Medicine」に発表しました。

以来、水素医学のパイオニアとして、臨床医とのコラボレーションを積極的に進めておられます。それもこれも、研究成果を社会に還元するためです。

「ケトジェニックダイエットについては最初の頃は、多くの人が懐疑的だったけれど、ちゃんと世の中に浸透してきている。お寿司もごはんを大根に代えてつくるような時代なので、水素についても文句をいう人もいるけれど、事実は事実だから、水素についてもケトジェニックと同じように広まるという確信をもって進めています」と太田博士はいいます。

2007年に最初の論文を発表すると、NHKほか、ほとんどすべての新聞がこれを紹介し、この10年で、水素に関するさまざまな研究がなされ、700本から1000本ぐらいの論文が世界で発表されているそうです。

水素は現在、救急医療の現場だけでなく、慢性の病気、たとえば、認知症、リューマチ、パーキンソン病、歯周病、関節炎、ガン治療の副作用など、ほとんどの病気に効果があることがわかっています。さらにスポーツでの疲労回復やメタボ、健康・美容、農作物や魚にも効果があるという、夢のような物質です。

日本ファンクショナルダイエット協会

水素の摂取方法はさまざまで、ようは体内に入れればいい。ガスでとれば、短時間で吸うことができるし、重症になっても人工呼吸器で吸わせることができる。水に溶かして水素水を飲んでも良いし、胃の中で水素を発生させるサプリもある。入浴剤としても効果があるし、化粧品として肌に塗れば、そこから吸収することもできる。

太田博士はそんな水素に関するあれこれをランダムに紹介しながら、水素とはなんぞや、に迫ります。

2007年、太田博士の研究グループはネズミに脳梗塞を起こさせて水素を吸わせました。すると、脳梗塞による神経細胞はあまり死ななくなることがわかりました。

動物実験のこの結果を受けて、2017年、人間の脳梗塞の患者に水素を吸わせる臨床試験の結果が発表されました。

患者さんを対象にした研究へと進むのは、大学病院だけでなく、どの病院でも倫理審査委員会をパスしなければならず、なかなかむずかしいものだそうです。

この実験では、25人に水素ガスを吸わせ、25人には水素ガスを吸わせないで、従来の薬を与えたところ、水素のほうが従来の薬よりよりよい効果が出たのです。

慶応義塾大学では、心肺停止状態になった患者5人に水素ガスを吸わせたところ、4人が2週間で退院したそうです。奇跡のようです。

「水素に効果がないなんていう人は、こういうことを知らないで言っている、バカ(笑)」と太田博士は最後の言葉は小声で言ったように聞こえました。

脳梗塞の治療だけでなく、水素が従来の医薬品よりも効果がある例も出ています。たとえば、日本人だけでなく世界中で大きな問題となっている認知症。動物実験で認知症モデルのマウスに水素水を飲ませると、神経細胞が死ななくなり、記憶力が悪くならない、ということが明らかになりました。

そこで、筑波大学との共同研究で、認知症になる前の、3年ぐらいで半数がアルツハイマーに移行する段階の74人に水素水を毎日500ml飲んでもらったところ、特に特定の遺伝子型を持つ人では承認済みの認知症の薬よりも効果があることがわかったそうです。

じつは遺伝子を調べると、認知症にかかりやすいかどうかは、ずいぶん前からわかるようになっていました。しかし、認知症に対する治療法がなかったから、認知症になりやすいとわかっても意味がないので、この遺伝子検査はやっていなかった。しかし、水素水を飲めば認知症になることが抑制できることがわかってきたので、 「これからは50歳になったら認知症になりやすいかどうか調べて、なりやすいという結果が出たら、水素水を飲むようにすれば、アルツハイマー病は半分に減らすことができる可能性が大きい」 と太田博士は未来への明るい希望を語ります。


水素の過半数はダメ商品



では、水素はどうしてそんなに効果があるのか?

水素には炎症やアレルギーを抑える効果がある。体の中ではいろんなところからホルモン、あるいはホルモンみたいなものが出ている。肝臓からも腎臓からも出ている。水素があると、そのホルモンが出たり、少なくなったりする。水素には抗酸化作用があるだけではない……というように、体のメカニズムが少しずつ解明されてきました。

研究を進めていくと、水素をとっていると、水素をとるのをやめても効果があるということもわかってきた。

サラブレッドにも水素は効果があって、最初に投与していると、レース後に効果が出る。「これで大儲けしている人がいる」と太田博士は大真面目に語ります。

病気になったら水素を、というのではなくて、あらかじめ水素を摂取しておくと効果がある。特に動物実験では多くの病気のモデルに予防効果がある。

従来の考え方だと、150もの病気の予防となると、150種類の薬を毎日飲まないといけない。ところが、水素は水素だけを飲んでいればよい。まったく思ってもみなかった、新しい事実が次々と出てきている。

このように水素はさまざまな効果があるわけですが、問題のひとつは、デタラメな商品が現状、世の中にいっぱい出ていることにあります。まったく水素が入っていないものに水素という名前をつけて売っている商品すらある。

国民生活センターが2016年12月に公表した水素製品の調査によれば、22社を調べて、まともなのは数社しかなかった。過半数はダメ商品が売られている。ここを克服しないと科学としても発展していかない。

水はH2Oだから、水の中に水素は入っているから、あえて水素水を飲む必要はない、という類のことをいう(エセ)科学者の存在も太田博士は嘆きます。

もし、水の中に入っている酸素をとることができれば、われわれは溺れて死ぬことはない。それと同じように水の中の水素をとることはできないのです。

「水素はなんの効果もない。というのは、2007年までは常識だった。私たちが2007年に出した、水素は効果があるという論文はきわめて非常識だった。だけど、科学というのは従来の常識を打ち壊すことによって進歩してきた。だから、『太田先生は非常識だ』といわれるのが僕は嬉しい」と嬉しそうに太田博士は語るのでした。     

非常識だからといってインチキかどうかは、ちょっと論文を調べれば、すぐにわかる。発表された論文も読まないで、非常識というのは、それこそ非常識、そんな表現でエセ科学者たちを一刀両断にします。

エセ科学者たちだけではありません。

たとえば、国立健康・栄養研究所のホームページには、水素水に関して、「俗に、『活性酸素を除去する』『がんを予防する』『ダイエット効果がある』などと言われているが、ヒトでの有効性について信頼できる十分なデータが見当たらない」とあります。

こんなに論文が出ているじゃないか、と太田博士はこの研究所に談判に行ったそうです。もちろん先方はのれんに腕押し。「いじめの事実は確認できなかった」とか「文書の存在は確認できなかった」とか、官僚の答弁と同じです。

自身も水素について「まだまだわからないことがある」と著書等に書いているとはいえ、それにしても、あまりにネガティブな態度だと第三者から見ても思えます。

太田博士が目指している水素の全解明が終わったわけではありません。最終ゴールにはなかなか到達しない。だからといって、水素について、何もわかっていないということではない。マスコミ的には、わかったのか、わかっていないのか、はっきりさせたい。そういう話になってしまうので、誤解を受ける。



日本ファンクショナルダイエット協会


行政上の問題点

もうひとつ、行政上の問題もあるそうです。

病人は薬品で、厚生労働省管轄。健康な人は食品で、農林水産省が管轄と分かれている。しかし、実際は病気と健康は、明確な区別はできないことが多い。なので、厚生労働省のどこの部局の人に話をすればいいのか、わからない。新しいものだから、既存のシステムに合わない。

水素は、いままでの薬よりも実は効果がある。しかも安価である。これを実用化すれば、すばらしい、と太田博士は思うのに、官僚は現在の制度に合わないので「けしからん」という。

「安くて、効果があるものを売るのだから、僕はいいことしたんじゃないの、と思うんだけど……」

前述したように、水素は認知症予防に効果があるということがわかってきた。データからいって間違いない。じゃあ、水素は認知症予防に効果がある、といって販売してもいいのかというと、それはやっぱりダメなのです。

日本の政府は国民の健康を守るというよりも、法律の厳格な適用をしたい国なのだ、というアメリカ人の言葉を太田博士は聞いたことがあるそうですが、まったくその通り。根本的な考えを変えないとむずかしい、とつくづく思ったそうです。

このように太田博士の水素医学は、学術的には急速な進歩を遂げつつある一方、一部で誤解があり、行政的にはいまのところ無視されている、というのが現状ですが、太田博士は今後も着実に前進する具体的な策を練っておられるようです。


参加者との質疑応答

およそ1時間の太田博士の講義終了後、質疑応答の時間に、聴講者から質問が出ました。

Q 水素水、効果のあるものについてはトクホとして認めていくとか、そういうことはできないんでしょうか。

太田 じつは、そういうことを2年前に私が音頭をとってやったんですね。10社ぐらい集めて。総論賛成、各論反対。ということでできなかった。じつは中国とか韓国はさっさと基準をつくっている。インチキ商品は消費者にわかるようにしないといけない。そうしないと学問の方も進展しない。

Q 私は歯科医です。水素水は歯周病に効きます。上からではなくて、下からダウンアップするように訴えていきたい。

太田 これは岡山大学のデータですが、本当に水素水で歯周病がよくなっているんです。水素水を飲むだけで。こういうデータ出ていますので、こういうことは広めていかないといけない。でも、商品でこういう効果があるということはいってはいけない。薬事法(現在は薬機法)というのは警告なく、一発で逮捕されるそうです。気をつけないといけない(笑)。



日本ファンクショナルダイエット協会

太田成男(おおた・しげお)

(社)日本ファンクショナルダイエット協会アドバイザー/日本医科大学名誉教授/順天堂大学大学院客員教授/日本分子状水素医学生物学会理事長

1951年6月福島県生まれ。
74年東京大学理学部卒業。
79年東京大学大学院薬学系研究科博士課程修了。
ミトコンドリア研究の世界的権威。2007年「ネイチャーメディスン」に画期的な水素の抗酸化機能についての論文が掲載された。水素医学のパイオニア。
著書に『ここまでわかった 水素水最新Q&A』(小学館)、『水素水とサビない身体』(同)、『ミトコンドリアの新常識』(NHK出版)など。






太田成男博士のケト検限定スペシャル講演 補遺

「すごく勉強になりました!」(ミス・ユニバース出場者たち)

2017年11月26日(日)、東京・千鳥ヶ淵近くのナグモクリニック東京院で、第25回ケト検講習会が開かれました。年内最後のケト検は、美女たちで大賑わい。
いったいどうして?
もちろんケトジェニックダイエットを学ぶためです。

日本ファンクショナルダイエット協会

ということで、ミス・ユニバース・ジャパン東京大会2018の出場者10人の美女たちから、太田先生のスペシャルレクチャーを含めた、この日のケト検講習会の感想をひとことずついただきました。以下、ご紹介します。

渡辺珠里(わたなべ・じゅり)です。私のおとうさん、すごい水素が大好きで、なんでそんな好きかなと思っていて、今回すごく勉強になりました。

工藤みゆきと申します。私、今回の大会に向けてジムで水素水を使っていたんですけれども、自分でも「本当に効くのかな」と思っていたのですが、今回、講義を受けてとても参考になりました。今後も使っていきたいと思います。ありがとうございました。

草崎(くさざき)ちひろと申します。本日、私は水素水からの参加でしたので、水素水についてコメントさせていただきます。個人的に2年ほど前からパウチのを飲用させていただいておりまして、効果を体感しておりましたので、近年でてくる噂、懐疑的な文書に関しては「なんでだろう」というところがあったのですが、今回、先生のお話を聞いて、「やっぱりよかったんだ」と思いました。私はお酒が大好きで、水素水は二日酔いにも効果があるということで、お酒を飲んだ次の日に水素水を飲んでいたのですが、今回の大会が終わったらお酒を飲んだあとに水素水をしっかり飲んで行きたいなと思いました。

大木戸峰沙(おおきど・みさ)と申します。大学3年生です。水素水ですけれども、私にとってはタイムリーな講義でございまして、ちょうどいまジムに通っていて、水素水が加わったんです。2年前にパウチの水素水を摂取していたんですが、メディアの情報操作で本当にそうなのかなと思っていましたが、本日から安心して飲めることがわかりましたので、早速今夜、ジムに行って飲んできます。ありがとうございました。

藤高翼(ふじたか・つばさ)と申します。ケトジェニックの講義から受けさせていたのですが、私たちミス・ユニバース・ジャパン・コンテスタントとしていままで勉強してきて、点だったものが今日の講義で線につながる部分がたくさんあって、とても勉強になりました。私、糖質制限をしていて倒れてしまった友人がいたので、本当に今日の講義は楽しみにしていて、帰ったら早速、友人に電話してケトンのことをたくさん説明しようと思います。

日本ファンクショナルダイエット協会

私、ノウィキ・クリステン・茉莉(まり)と申します。アメリカと日本のハーフなんですけれども、朝から参加させていただきまして、貴重なお話を聞かせていただきまして、ありがとうございました。
私はもともと、朝、毎日ココナッツオイルとオリーブオイルをパンにのせて食べていたんですね(場内・爆笑)。それが今日講義を聞いて、あまりよくなかった(笑)。明日以降、参考にさせていただきたいと思っていました。
あと、水素水。私のおばあちゃんがガンだったんです。おかあさんがなにが効果があるのか色々と調べて、それが水素水だったんです。何カ月か何年かわからないんですが、おばあちゃんが水素水を飲んでいて、よくなったんですね。水素水って効果的なんだなと思いまして、いまも家族全員、水素水を飲んでいます。ありがとうございました。

山田桜子(やまだ・さくらこ)と申します。ふだんは琴と三味線の演奏などをしております。朝からケトジェニックの講座を受けさせていただくなかで、正しい糖質オフとはなんなのか、正しい食生活とはなんなのか、あらためて見直していく機会に恵まれたなと感謝しております。ありがとうございました。そのなかで、ココナッツオイルですけれども、体にいいことは知っていたんですが、どういうふうに摂取したらいいのか知ることができましたので、祖母に実践していきたいと思います。

米倉梨沙(よねくら・りさ)と申します。現在大学3年生です。朝から参加させていただきました。先日、斎藤(糧三)先生の牧草牛のイベントにも参加させていただきまして、そのとき4日間、牧草牛を食べさせていただいたのですが、そのときも肌のツヤ感ですとか、化粧ノリもよくなったり、体重にも変化があって、お肉の効果を実感しました。そのあとの水素水のお話では、ジムで飲んでいますが、改めて効果を知ることができました。これからも飲んで行きたいと思います。ありがとうございました。

野沢麗華(のざわ・れいか)と申します。私も朝から参加させていただきました。私も牧草牛を4日間トライさせていただいて、本当に体の調子がよくなって、今日その体のメカニズムについてしっかり教えていただけたので、頭でも納得できて体でも実感できたので、本当によかったなというのと、ココナッツオイルもすごく大好きで、ちゃんと続けていこうと思いました。水素水は、ペットボトルはあまりよくないということを学びましたので、これからはちゃんと水素がとれるものでチャレンジしていきたいと思いました。

みなさま初めまして。服部有紗(はっとり・ありさ)と申します。現在大学1年生で、水素水、恥ずかしながら、こんなに素晴らしいものだということを初めて知りました。これから、もっともっと美について意識を高めていかなければならない身でもあります。これから水素水をしっかりとっていこうと改めて思いました。本日は素敵なレクチャーをありがとうございました。

ミス・ユニバースというのは、1年かけて、素人の方が勉強し、心身ともに高め合う、というプログラムをしている団体だそうです。この日、ケト検に参加したみなさんは、2018年ミス・ユニバース・ジャパン東京大会のコンテスタンツ(出場者たち)です。グランプリは野澤麗華さんでした。

なお、今回のケト検には台湾からの受講者もいらっしゃいました。台湾の方は二人目です。
台湾でもケトジェニックダイエットは急に広がりを見せている様子。2018年は、新たな展開がありそうです!
JFDAの2018年の活動にアテンション・プリーズです。






日本ファンクショナルダイエット協会