日本ファンクショナルダイエット協会
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2015年師走、JFDA年次総会が華やかに開催されました。

シニアアドバイザー1期生、誕生す!

昨年12月20日(日)、日本ファンクショナルダイエット協会(JFDA)は、2015年年次総会を東京・南青山にあるレストラン、LAUNGE TERRACE STELLAで開催しました。2016年のHOT LINEはこの話題から始めます。

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ケトン体の認知度がアップした!

新春のお慶びを申し上げます。
本年もケト検©をよろしくお願いいたします。

2016年のJFDAホームページは、2015年を締めくくった年次総会の報告から始めたいと思います。

12月20日、真っ青な空の下、東京の街並みを見わたしながら、赤ワインとケトジェニックなイタリア料理に舌鼓を打ち、南美希子さんのMC、服部幸應、南雲吉則、太田成男の各先生、初登場の生島ヒロシさんらゲストの方々のスピーチで、年次総会は大いに盛り上がりました。

東京圏を中心に、島根、高知、徳島、大阪、名古屋、静岡等からも駆けつけてくださり、50名以上の会員のみなさまにご参加いただきました。白澤卓二JFDA理事長はじめスタッフ一同、心より御礼申し上げます。

総会は白澤理事長の挨拶から始まりました。それはこんな内容でした。

協会設立2年目の15年は「ケトン体」に関する認知度が上がった。「ケトン体」に関する書籍が次々と刊行され、白澤理事長自身、フジテレビのバイキング(毎週月〜金曜11:55〜12:55)に出演するなど、マスメディアでダイエットについて語る機会が増えました。

南雲先生の要請により、ナグモクリニック東京院で乳がん患者向けの講演会を複数回開きました。

さらに、上級コースのシニアアドバイザー講座を始めました。
協会にとってシニアアドバイザーの誕生は新たなる一歩です。5回の講義を受け、筆記試験に合格した8人が、晴れてシニアアドバイザーに認定されました。年次総会では、ゲストの方々のスピーチの合間に授与式が行われ、記念すべき1期生のみなさんに認定書が白澤理事長から手渡されたのです。


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摩擦を起こしながら成長してきた

年次総会は、白澤理事長の協会3年目、2016年の展望で締めくくられました。ちょっと長くなりますが、そのスピーチをご紹介します。

「来年、何が大事かとわたくしが考えているかを、みなさんにお伝えしたいと思います。

わたくしが今年一番重要だと感じたことは、『医学の教科書が間違ったまま数十年経つと何が起きるか』がよくわかった、ということです。

この問題、ケトン体に関しては医学の教科書が間違っている、と2年前にわたくしが指摘した時には、激しい攻撃を受けました。

医療活動というのは、医学の教科書が間違っていないということが大前提です。その大前提である教科書が間違っていると主張するのは非常に勇気がいることで、このことを世の中で主張すると、それなりの摩擦を生み出します。この協会は、いくつかの摩擦を、この2年間に起こしながらも成長してきたわけです。

で、僕がこの2年間考えてきたことは、教科書にある間違いがポカミスだったかどうかということです。ケトン体は人間にとって悪者である、と医学の教科書にはあるけれど、事実は真逆で、実は抗酸化物質で、善玉だったということが最近の科学論文で証明されている。

180度逆のことが教科書に書かれていたのはなぜか? 

医学というのは科学的な根拠に基づいて、みなさんがよくなるのが医学であって、その上にあるのが医療です。

医療の中には製薬会社とかいろいろなビジネスという面もある。でも、医学というのはビジネスを排して学問で成り立ってなきゃいけない。ですから教科書はビジネスとは関係ない、科学的根拠に基づいて書かれなくてはいけない、というのがコモンセンスのはずです。
その医学の教科書が間違っていたとなると、とんでもないことが起きる。

僕は、ケトン体が悪者である、という教科書の間違いがどうして起きたか、検証するプロセスの中で、これは意図的なマニピュレーションだったという結論に達しているんです。これには非常に根深い問題が横たわっているので、このことを言うと起きてくる摩擦が、当然起きてくる。


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サラダ油は健康的ではなかった⁉

もう少し言い方を変えると、この間違いだと思われることを教科書に書くことによって、得する人は誰か? ということを考えると、どうしてそれが起きたかのか理解しやすい。

最近も同じようなことが起きたんです。それはサラダ油の話です。一昔前、みなさんの家庭にある油はサラダ油しかなかった。スーパーマーケットに置いてあるのもサラダ油で、これが健康的であると言われていました。消費者には選択肢はなかった。ですから、ドレッシングも天ぷらも、この油を使っていたはずです。

ところが、この油が健康的である、ということは実はネガティブ・キャンペーンから出てきた、という驚くべき論文が最近出てきたんです。アメリカの大統領選挙で、相手の候補のネガティブ・キャンペーンをやるのと同じ方法です。

どういうことかというと、ある業界が自分の製品を売るために、競合する業界の製品を否定する科学的な論文をでっち上げたことが明らかになった。それがオメガ3とかオメガ6という専門的な世界の中で起きていたので、誰がやったのか非常にわかりづらい構図になっている。

米国カリフォルニア大学リバーサイド校の細胞生物学のフランセス・M・スラデック博士らの研究チームがサラダ油とココナッツオイルの実験をやったんです。その結果、サラダ油の方が健康的であるという確信を彼は持てなかった。そこで、大豆の油が健康的だという論文を探したのですが、いくら探してもなかったんです。大豆のオイルが健康であるという論文はなかった。

では、なぜ、サラダ油がこれほど広まったのか?

それはアメリカが大豆をたくさんつくっていたからであって、大豆の油が健康的だからではなかった、という結論をこの研究チームは出している。

それが事実だとすれば、この大豆の油が肥満症だとか糖尿病をつくったことになる。一度間違えると、非常に重要なことが起きてしまう。

たとえば、みなさんも、小学校の学校給食でパンと牛乳が必ずついていて、それで育ってきている。栄養学の知識がないんですね、小学生ですから。先生が『しっかり食べなさない』というから、それを食べて大人になったはずです。

みなさんの小学校時代の栄養学が間違っていた、みなさんは騙されていたということになると、ほとんどの人は自分の過去が間違っていたと認めたくないので、国民レベルで非常に認めがたい事実になってくる。

ほとんどの日本人の感覚は、日本政府が間違っているわけがない、というものです。嫌な言い方をすれば、『お米原理主義』で育っているので、白米がもしダメだとなったら、自分の原理が崩れるということになる。だから、そのことを日本人は受け入れられない。


2011年の原発事故がきっかけになった

ケトン体に関しても最初はなかなか受け入れられなかったんですが、ケト検を始めて2年たって、みんなの考え方がだんだん変わってきた。

きっかけは、2011年に福島で起きた原発事故だったと思うんですね。あの時、政府が自分たち国民に事実を明らかにせず、自分たちを救ってくれなかったということを、私たちはよく知っている。日本政府は国民を見捨てることがある、ということが非常によくわかった。もし政府のプロパガンダが間違っていたら、ちゃんとした知識を持っている人はサバイブできて、政府を信じていた人はサバイブできない、ということがありうる、ということをみなさん、実感してきているので、受け入れる素地がでてきたんだろうな、という印象です。

わたくしは大学院を卒業して30年、こういうことをやってきて、自分が勉強した教科書の中にいくつか決定的なミスがあるという確信を持っているわけです。

で、医学の教科書を変えるためにはどうしたらいいのか、という作業を端からやっている。

それぞれの間違いにはそれぞれ専門の学会がありますので、そのことを1コ言うだけで学会が激しい反発をしてくることもわかっています。でも、たとえば、本が10万部、20万部売れ、多くの患者さんがわれわれの本を読んで担当の先生に『ちゃんとした療法でやりたい』と言っても、担当の先生には何のことかわからず、患者さんから『先生、勉強不足だよ』ということになれば、学会も変わらざるをえない。

ケトン体に関する教科書の間違いは意図的なものなので、正当なルートでは変えられない。ポカだったら、指摘すれば、『あ、ごめんなさい』となるけれど、ポカじゃないので、それはないんです。

みなさんが賢くなって、学会、政府を変える力ができて、初めて大きく変わってくる、ということが、僕の2年間の結論です。

かつてアトキンス博士という人がいました。糖質制限をすると肥満に悩むアメリカ人がスリムになっていく、ということを主張していた先生のひとりです。当時、アトキンスダイエットは非常にアメリカで人気がありまして、アトキンス博士が亡くなった年には7人に1人が、このダイエットをやっていた。糖質オフについて非常に認知度が高かったわけです。

ところがこのことは、アクシデンタルなことから終わる。それは、アトキンス博士が転倒して亡くなった時に、体重が116kgだった、という報道が出たことです。

この報道一発で、アトキンスダイエットは壊滅したんです、アメリカでは。

で、これは偶然ではないんですよ。

アメリカ国民の7人に1人が実践をすることによって、恩恵を被る産業と、非常に売り上げが下がる産業があるわけです。この報道によって、得をした産業がたくさんある。

その産業が、アトキンソン博士がつくったインパクトをとり戻そうというキャンペーンを徹底的にやることによって、いまの状態に戻ってきた。


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イバラの道を共に歩く友が必要です

という歴史を考えると、多くの人は『日本人の主食は白米、お米だ』と言うんですが、栄養学的な根拠は、僕に言わせればほとんどない。それは科学的な根拠ではなくて、政府のプロパガンダである、というのが僕のオピニオンです。

それはお米をつくっている人の票が政治に結びついたということです。

2年前にそういう結論に達した僕は、いま、スーパーマーケットのものはほとんど食べていません。コンビニに行っても、選択するものがない。ですから、自分で田んぼを持って、自分で農業をやって、食べたいものをつくっている。

原理的なことを言えば、国民全員、そこまで戻したほうがいい。江戸時代に遡って、日本国民を全員養うだけの農業体制をとれば、肥満や糖尿病などの生活習慣病はなくなるはずです。

でも、それは長い道のりになるでしょう。イバラの道ですから、一緒に歩いていく友が必要です。みなさんはわたくしのオピニオンに共感してくれている人たちなので、きっと一緒に歩いてくれると思っています。という妄想を持っているんですけれども(笑)。

あ、もうひとつ話してもいいですか。

2015年、シニアアドバイザー制度を設け、第1期生8人が合格しました。あえて、そうとう詰め込んだ講義をしました。本当は医学部の学生に教える内容を素人に教えている。難しいのは当然です。

シニアアドバイザーはメンターとなって、われわれが考えていること、ケトジェニックダイエットを日本全国に広めて欲しいと思っています。ジュニアアドバイザーの人はぜひ、シニアのメンバーになってもらいたい。5回講義を受けて、試験を受けて合格しなければいけないので、なかなか難しいと思いますけれど、このような活動を続けることによって、最終的には医学の教科書を正しいものに変えていたいのです」






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