日本ファンクショナルダイエット協会
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第23回

相良 由美子 さん

ケトジェニクダイエットアドバイザーNo.340(看護師/医療法人さがら内科クリニック勤務、Rosen Garten主宰)

美味しくて楽しい「低糖質・高タンパク質」を広めたい!

北九州市でご主人のクリニックを支えながら、ワークショップサロンの主宰をしている相良さん。癌の闘病中、認知症、糖尿病、生活習慣病の患者と接する中、予防医学の大切さを感じていたところで出会ったのがケトジェニックダイエットでした。料理好き、しかもスイーツ好きが高じて、今では低糖質&高タンパク質の健康的なお料理教室を開くまでに。SNSでオリジナルレシピを発信中。

低糖質・高タンパクによって「めまい」が治り、肝機能も改善


ケトジェニックダイエットを始めたことで、体調に変化はありました?

ありますあります。めまいが治ったこと!

実は、ケト検を受ける前は、たぶん更年期の前兆なのか、仕事で寝不足もあったりするせいか、めまいがひどくて。ずっと頭が上げられないくらいのひどいめまいが続いて、救急車で運ばれたこともあるんです。

病院で頭のMRIも撮ったんですけど何もなくて。注射を打って仕事したり、昼休みに点滴をしてもらったりしてたんですよ。

めまいっていうのは、したことがある方じゃないとわからないかもしれないけど、耐えられないんですよね。

それがケトジェニックダイエットを始めて、めまいが本当にすっきり治ってしまったんですよ。スタッフも「最近注射打ちませんね〜」って。ケト検を受けて食事を変えて、めまいが治ったのがいちばんすごいと思っています。

めまいが治った理由はどう判断しますか?

たぶん糖質。糖質を摂りすぎてたのかなと思います。とにかく甘い物が大好きで、毎朝コーヒーと甘い物を食べて「はい、活動開始!」みたいな感じで仕事に出かけていたんです。めまいの原因はそのあたりでしょうね。

たくさん糖質を摂ることで、血糖値がめちゃくちゃ上下してたんだろうなと思います。血糖値の乱高下がいろんな不調を招くと言われますから。

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今は甘い物を食べていないんですか?

いえ、今も毎日食べてます(笑)。今は自分で作った糖質オフのスイーツ。ただし、いろいろ工夫して糖質はかなりカットして作ってます。

あ、それから、肝機能がよくなったこともあります!私はアルコールは飲まないんですけど、肝機能が悪くてγGTPが100以上あったんです。それがケト検のレポート提出でケトジェニックを実践している間にまったく正常になってしまった。その後も気になって時々採血してるんですけど、ずっと維持したままです。

父が肝臓の病気で亡くなったので、ずっと気になったんですね、γGTPが高いのが。父もお酒は飲まないのに肝機能が悪くなってそのまま肝硬変、肝がんと進行していったから…。

一般的には、低糖質・高タンパク質だと、肝機能はちょっと上がるようですが、私の場合は下がった。なぜなのかはわからないですけど、正常になったことは事実で、本当に嬉しい。

そんな変化を、ご家族も間近で見てるわけですね?

そうですね。長女は看護師になったので、その辺はよく理解してくれてます。長男と次男はまだまだですね、男の子はやっぱり食べたい物食べてる。ケト検では、育ち盛りの十代には糖質制限は勧めてはいないですけど。

それにしても息子たちはハンバーガーとかスナック菓子とかコカコーラとかジャンクフードが大好きで…。なので、せめて自分が作る料理は健康的に、と。

家族に作る食事で、特に気をつけていることは?

好き嫌いがないようにバランスよく、残さず食べてくれるようにと心がけてはいるんですけど、人数が多いと好みが分かれてしまう。その分、品数が多くなって、食べる子はすごく量を食べますね。ある程度どれも低糖質にしているので、思いっきり量を食べてもいいんですけれど。

体調の他に、美容的な変化はありましたか?

お肌の乾燥はよくなったのかな、たぶん。それによく考えると、以前はチョコレート食べたら吹き出物が出てました!

チョコもですね、いまは唐津でカカオから作っているおいしいチョコがあって、砂糖や変な油などを使っていない体にいいヤツ。朝はそれをつまんで食べたりしちゃいますが、吹き出物も出なくなりました。



ケトジェニックダイエットの実践期間が教えてくれたこと


ケト検の実践レポートの時に比べて、栄養計算は慣れましたか?

課題の提出の時にはいちいちレタスが何g、お肉が何g…と、この食材にどれくらい糖質があってタンパク質が入っているかと計算してましたが、徐々にわざわざ調べなくても、見ただけでだいたいわかるようになりますね。

そう、だからケト検の実践レポート提出は絶対必要で、あそこで学ぶからこそ、その後の食生活が楽に工夫できる。

栄養計算が大変で、中には挫折する人もいますよね。

長く続けるためには、あの最初の実践レポートのために勉強する期間を乗り越えないとダメだなと思います。野菜でも、こっちのほうが食物繊維が多いとか、そういうことを細かく調べたことが今も役立ってる感じです。

SNSに投稿しているとどんな反応がありますか?

最初はレシピを載せていなかったので「これはどうやって作るの?」って、直接メッセージが来たりしました。今はできるだけレシピも載せてます。

糖質制限はなんとなく知ってても、いざ実行するとなったらいろんな疑問がありますよね。友達には、例えば低糖質のおやつを一緒に食べてもらって作り方を教えてあげたり。

食事の全部が低糖質じゃなくても、一部だけでも取り入れてくれる方は増えました。友達の中でも特に健康を意識してる人、だいぶ増えてきたなと思います。

「教えて」と言われるレシピは、例えばどんなもの?

私が作るのなんて本当に簡単な物が多くて、しかもおやつが多いんです。まだ「糖質がダメなのに、おやつは食べていいの?」っていう感じなんですよ、皆さん。

私なんか、1日1回おやつを食べないとダメなので「食べたかったら自分でスイーツを作ればいいじゃん」と思うだけ。自分で作ると材料も糖質量もわかるので、思いっきり食べれるのがいいじゃないですか。

サイリウムとか使ってわらび餅を作ったり、大豆粉でパウンドケーキ作ったり、おから蒸しパンは簡単すぎるので、もうリクエストが多い。おから蒸しパンもいろんなバリエーションがあって、甘系とか食事系とか。

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↑糖質オフのレアチーズケーキ(15センチ丸型)/糖質29g(8等分すると1切れ糖質3.6g)
●材料/クリームチーズ 200g・生クリーム 200g・エリストール粉 60g・レモン汁 大さじ2・粉ゼラチン5g・水 大さじ2杯・ラムエッセンス(お好みで)・クッキー(SUNAO) 1箱(18.4g) バター 40g ●作り方/1)クッキーを保存袋などに入れて細かくする。2)1)に溶かしたバターを入れてよく馴染ませ、型に敷き詰めて冷蔵庫で冷やす。3)室温に戻したクリームチーズとレモン汁を混ぜ、エリストール、生クリーム、ラムエッセンスを入れてよく混ぜる。4)大さじ2の水でふやかした粉ゼラチンをチンして温めたものを3)に入れ、しっかり混ぜて型に流し入れ、約2時間固めて出来上がり。5)型から外す時は、温タオルなどで周りを少し温めるとスムーズ!*ポイントは粉タイプのエリストールを使うこと。舌触りもばっちり!(SNSの投稿より)



低糖質の表示がある市販品もかなり増えましたけど、実は意外と小麦粉や砂糖が使われていたりして、食べてみて頭がカキーンとなったりしたこともあります(笑)。

カキーンとは?

なんかですね、糖質を摂ると頭がカキーンてなるんですよ。なんかズキッていう感じですかね。締め付けられるような感じというか。

食べたらわかる、センサーみたいな感じ。なので、糖質が5gと書いてあるから大丈夫と思って食べてみると、意外とそれもカキーンとなったりする。人工甘味料にも反応してるんでしょうね。



【次ページ】今は、低糖質スイーツを考えるのが楽しすぎる♬


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