日本ファンクショナルダイエット協会
日本ファンクショナルダイエット協会 日本ファンクショナルダイエット協会

第18回

須貝 壮衆さん

ケトジェニックダイエットアドバイザーNo.306(薬剤師)

薬剤師が、なぜケトジェニックダイエットを選んだか?

不調や病気を抱えている人を、薬物治療で支援する薬剤師。そんな立場でありながら「大切なのは予防医学。特に、日々の食生活によって、多くの健康問題は回避できるはず」と語る須貝さん。もしかしてちょっと型破りな異端児タイプの薬剤師さん? いえいえ、須貝さんはいたって温和、紳士的な薬剤師さんです。嘘だと思ったら、麻布十番調剤薬局に確かめに行ってみて! 他ではもらえないアドバイス、懇切丁寧にしてくれるに違いありません。

ケトジェニックによって、慢性的な鼻炎が治ってしまった!


奥さまが食事の管理をしてくれていたんですか?

いいえ、基本的には自分で全部やりました。職場に持っていくお弁当とかも、全部グラム計ってつくりましたよ。お昼のお弁当、もう山盛りの野菜をぎゅっと詰めて持って行きましたからね、ケトジェニックダイエットの実践中は。野菜の量が凄いじゃないですか、決められた量の食物繊維をとるとなると。

ケト検を受講する前の食事はどんな感じだったんでしょう?

食べる量は少ないほうだったと思います、もともと。ただ、僕の生まれは米どころの新潟県で、実家にも田んぼがあるので、米には困らない。米はいつでもいっぱいあるんです。

普通に実家から米は送られて来るし、野菜もつくっているから野菜も送られて来る。米は昔から絶対あったんですよね。

でも、それと同時に昔から「絶対に野菜はたくさん食べなさい」という母の食育があったので、野菜は間違いなく食べてました。そして卵と納豆があって、みたいな。いわゆる、昭和のバランスの取れた食事だったとは思います、普段から。

でも、そこまで炭水化物が好きというわけでもなかったので、別に食べなくていいなら食べないよ…程度。そこに抵抗はなかったですね、あんまり。

食の多様性というか、食事の全部が全部、肉と野菜だけになればいいというものでもないし、人の幸せというのを考えたら、米も小麦も楽しむ分にはいいと思います。糖質を食べたからといって必ず病気になるともわからないし、付き合い方次第ですよね。

日本ファンクショナルダイエット協会


ケトジェニックダイエットを実践してみた期間で、何か自分に変化はありました?

いちばん感じたのは、ずっと慢性的な鼻炎持ちだったんですけど、ケトジェニックダイエットをしてみたら、それが全然なくなりました。

ちょうど冬場に実施してたんですが、ずっと詰まり気味な鼻が通ってる。ああ、もう全然体調が違う! と思いました。その鼻通りがいちばんですね、感じたのは。

それはどうしてだと思いますか? ケトジェニックダイエットで鼻が通る理由は?

炎症を抑えるオメガ3系のオイルを摂ることもそうですし、ケトン体自体の抗酸化作用、それも働いたのかなと思います。

実践レポートの時は、ケトン体を出すためにMCTオイルは禁止されていましたけど、いま現在は、ケトン体を出すためにMCTオイル使ってます。基本的にはコーヒーに入れますが、あとはお味噌汁にも入れたり、サラダにかけたりして。僕はオイルっぽくなるのがけっこう平気なので、MCTオイルは何にでもかけて食べれますよ。

そのおかげでケトン体が年中出てるのか、鼻づまりはなくなっちゃいましたね。オイルを日常的に使うことで、鼻通りの維持はしてる。ケトン体をうまく利用してるなっていう感じは自分でもあります。

あとは、血糖値が安定するせいで、アレルギー作用が出にくくなるんでしょうかね。まあ、ケトジェニックダイエットでは野菜をかなりいっぱい食べるじゃないですか。ミネラルもたくさん摂らなきゃならない。それで体の中がきちんと整ったというべきかもしれません。



「タンパク質が最優先」の意識で、子どもも健康に


他にケトジェニックダイエットによってわかったことは?

みなさんそうだと思いますが、ケトジェニックな食事によって、食後に眠くならないという効果はもちろんありました。

朝でかけるときに時間がなくて、ご飯と卵と納豆だけ食べて家を出るとするじゃないですか。すると、電車で立ちながら寝るんですよね。ガクってなるんです(笑)。そんなの何回も経験してたんですけど、なくなりましたね、今。

あんな朝ごはんで眠くなっていたのは、白いご飯、つまり糖質を摂り過ぎていたからだと、改めてわかりました。

ほかに、体調の変化といえば、寝起きです。けっこうグダグダと起きられないタイプだったんですけれど、そういうのもなくなった。さっと起きられる。

精神的にも安定すると言われますけど、僕はもともとそんなにイライラするタイプじゃないので、そこはあんまりわからなかったかもしれないです。

日本ファンクショナルダイエット協会


ケト検を受講してアドバイザーにも認定されて、その後、食生活で変わったこと思うことはありますか?

ケト検で教えてくれるPONFAB(ポンファブ)。それが常に念頭にあることが日常生活ではいちばん大きいかな。

時間がなくて、食事をコンビニで買わなきゃいけない時もあるじゃないですか。そんなときも、まずは「何からタンパク質を摂ろうかな」と考える。「鶏肉かな、ヨーグルトもいいかな」とかいろいろ考えて。あとは「オイルは摂れるかな」「食物繊維をどうやって確保しようかな」とか考えます。

そうやって食材の組み立て方を日常生活に取り入れられたのは、ケト検が終わってからの変化ですね。

今、1歳8カ月の子どもがいるんですけど、子どもは好き嫌いするじゃないですか。それでもとりあえずこのPONFAB(ポンファブ)に気をつけた食事で、タンパク質摂ってるから、まっいいかな、と思えるようになりましたね。

子どもにはお菓子をあまり食べさせないように、なんて別に厳しくしようとは思わないんですけど、PONFAB(ポンファブ)のタンパク質はちゃんと足りてんのかなとか、食物繊維は足りなくないかなっていうのは、常に子どもに対しても考えています。

そのせいか、子どももそんなに病気にならない。風邪もひかないしインフルエンザにもかかってない。これ、PONFAB(ポンファブ)意識の効果もあるのかなとは思います。

もし、PONFAB(ポンファブ)に気をつけていなかったら、子どもには今ごろ、お米どころか、もっと食べやすいうどんなんかを多く食べさせたりしていたかもしれない。いまじゃ「もっとお魚食べさせようかな」なんて思います、優先順位がタンパク質ですから。





【次ページ】血糖値をむやみに上げないこと、それは絶対に重要!


Produced by医療動画