日本ファンクショナルダイエット協会
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第18回

須貝 壮衆さん

ケトジェニックダイエットアドバイザーNo.306(薬剤師)

薬剤師が、なぜケトジェニックダイエットを選んだか?

不調や病気を抱えている人を、薬物治療で支援する薬剤師。そんな立場でありながら「大切なのは予防医学。特に、日々の食生活によって、多くの健康問題は回避できるはず」と語る須貝さん。もしかしてちょっと型破りな異端児タイプの薬剤師さん? いえいえ、須貝さんはいたって温和、紳士的な薬剤師さんです。嘘だと思ったら、麻布十番調剤薬局に確かめに行ってみて! 他ではもらえないアドバイス、懇切丁寧にしてくれるに違いありません。

科学的に研究されているから安心感があるケト検


なるほど。そして、ケト検を受けたのはいつくらいでしたか?

2017年の11月かな、受講したのは。ケト検を知ってわりとすぐです。

よく栄養関連のセミナーはありますけど、医療従事者の立場だと、そのセミナーの内容に論文やエビデンスあるのか、そこがどうしても気になっちゃうんですよね。一般向けの栄養セミナーでは、そういう話はほとんど出てこない。

その点、ケト検では白澤卓二先生が基礎研究の部分から話してくださる。基礎レベルの研究の積み重ねがあって、このケト検がメソッド化したケトジェニックダイエットというものがあるんだということは、とても心強いというか、言い方は悪いですけど「これはちゃんとしてる」ということがすごくわかりました。

僕たちは普段から適当なこと言えない立場ですから。何か少しでも科学的に研究されているものなのかどうかを知った上で、患者さんに説明をしたり、アドバイスをしたりしたいんです。

ダイエットというと、痩せたくてケトジェニックダイエットにたどりつく人も多いですよね。痩せる効果には目が向かなかったですか?

僕自身、肥満で困ったことがない。痩せたいというのはちょっと経験がないんです。それよりも普段風邪をひかないとか、変な体調不良がないとか、そういうことのほうが大事かなと。

そもそも「ケトジェニックダイエット」のダイエットという言葉は、英語では痩せるという意味ではなく「食事法」という意味ですもんね。健康になる目的でこのケトジェニックの食事法があるのかなと思います。痩せられるというのはそれに付随したものですよね。

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アドバイザー認定のためのレポート作成にあたって、ケトジェニックダイエットを実践したと思いますが、それに関しては?

実は、2回やったんです。最初はケト検を受けて、そのまま始めてみたんですけど、思ったほどうまくいかなくて。自分の結婚式とかぶったのもあるんですけど…。

うまくいかなかったというのは、具体的にどんなことですか?

ケトン体が、全然出なかったんですよね。皆さんがどれくらいで自前のケトン体が出始めるのかわからないですけど、僕は全然。元からケトジェニック状態になりやすい体質の人は、ケトン体が出にくいというような話も講義の中でありましたよね。

僕は確かに、もともと糖質はそれほどとっていない。お菓子は食べないし、ご飯は食べますけど昔に比べればだいぶ少なくなっていたので、そういう影響かな。もしくは、自分は元々ケトン体が出にくいのかなと思ったんです。1回目に実践して。

でもそれは、細かく記録を取らなかったからかもしれないと考え直した。もっと厳密に糖質を抑えてみて、肉の量や野菜の量とか、いちいちもう全部計って、アプリで計算しようと思いました。それで2回目の実践をやってみたら、計算通りうまくいって、何とかレポートが書けたんですよね。

何も計算しなかった1回目は、思った以上に糖質を摂っていたということ?

そうです。きっとこれくらいでたぶん行けるだろうと思ってやってたんですけど。自分の勘が全然あっていなかった。

例えば、ケト検は「糖質10%未満の食材は、糖質としてカウントしなくてよい」というルールがあるんですが、僕の場合は、それは無視しないできちんと計算しないとケトン体は出なかった。個人差があるんですよね。

最初の頃はその辺に気を使えなくて、予想外に糖質が入ってたんじゃないかなと思います。例えば、奥さんがよく作るんですよね、スンドゥブとか。レトルト食材を利用してつくるんですけど、「スープはそんな食べないから大丈夫だろう」と勝手に思ったりして。そういうところに糖質が意外に多く入っていたと思います。



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