日本ファンクショナルダイエット協会
日本ファンクショナルダイエット協会 日本ファンクショナルダイエット協会

第18回

須貝 壮衆さん

ケトジェニックダイエットアドバイザーNo.306(薬剤師)

薬剤師が、なぜケトジェニックダイエットを選んだか?

不調や病気を抱えている人を、薬物治療で支援する薬剤師。そんな立場でありながら「大切なのは予防医学。特に、日々の食生活によって、多くの健康問題は回避できるはず」と語る須貝さん。もしかしてちょっと型破りな異端児タイプの薬剤師さん? いえいえ、須貝さんはいたって温和、紳士的な薬剤師さんです。嘘だと思ったら、麻布十番調剤薬局に確かめに行ってみて! 他ではもらえないアドバイス、懇切丁寧にしてくれるに違いありません。

機能性医学からケトジェニックダイエットへ


そもそも、ケトジェニックダイエットやケト検を知ったきっかけは?

最初のきっかけになったのは、僕の薬局のすぐ近くに、お肉屋さん「Saito Farm 麻布十番」ができたこと。

後になって、Saito Farmは日本ファンクショナルダイエット協会の副理事長、斎藤糧三先生が出した牧草牛専門の精肉店だと知ることになるんですが、最初はまったく知らなくて。

Saito Farmができた当初は、外からのぞいても何屋さんなのかわからず、冷蔵庫に向かって男性が何かやってるな、というのを遠巻きに見てました(笑)。

徐々に、実はドクターがやってるお肉屋さんで、しかもそのドクターは「機能性医学」の認定医らしいと知り、じゃあ機能性医学って何なんだ? と知りたくなった。

その頃、近くにある耳鼻科に、斎藤先生が受診で行ったらしいんですね。たまたまその耳鼻科の先生と話した時に「最近あそこにお肉屋さんできたんだけど知ってる? ドクターが機能性医学という予防医学のようなものをやってるらしいから、僕もちょっと教えてもらおうかな」とおっしゃる。

そこからです。ちょうどその頃、僕は予防医学、予防医療というものにとても興味があったんです。斎藤先生の機能性医学というものを調べ、斎藤先生の著書「慢性病を根本から治す 機能性医学の考え方」という本も読みました。

読んでみて、素直に「ああ、世の中、本当にこうなればいいのにな」と思いました。僕たちは日常生活、主に食事ですが、それと体調の不良を分けて考えすぎてきたんじゃないかなと思っていたので。

斎藤先生のように、世の中のドクターたちがその辺をもっと統合的に考えてくれたら、人の苦しみはもっと減るんじゃないかなと思いました、先生の本を読んで。

予防として必要なのは、やはり日常の食生活。それは言うまでもないと思うんですけど、ではどういう食事をしていったらいいのか、先生の本にもそこが書いてありました。

それでですね、ケトジェニックダイエットやそのアドバイザー養成講座であるケト検を知ったのは。ケトジェニックダイエットは予防医療としての役割が大きいんだなということをすごく感じたので。それで、すぐにケト検を受験しようと思いました。

日本ファンクショナルダイエット協会


薬にばかり頼らない、予防医学としての栄養学


薬を調剤する薬剤師さんとしては、予防医学に興味を持つのは珍しいことですよね?

そうですね。薬剤師の僕がこう言うのも何ですけど、もともとは医者になりたかったんです。野口英世に憧れて医学部に行こうとしてた。だからあまり薬剤師らしい薬剤師じゃないのかも(笑)。

薬剤師になってからも、大学病院でがん治療、特に終末期医療をメインでやってまして。どちらかといえば緩和ケアが専門で、死に近い方を中心に見ていたんです。

痛みの緩和をしたり、幸せな最期を迎えられるように、医療ではいろいろするんですけれど。でも、何だろう、あまりそこに充実感がないというか…。確かに人の役に立って感謝はされるんですが、自分としてはもうちょっと「生きる」方向にフォーカスしたいと思ったんです。

興味を持ったのは、予防医学の中でも栄養学ですか?

やっぱり、食事。栄養ですね。病気にならないためにも、人がもっと幸せに生きるためにも。

薬剤師をやっていると、薬が人の健康の役に立つということはわかるんです、すごく。薬で助かった人もたくさんいるし、今までダメだった人生がいい方向に向いてきました! みたいなことももちろんある。

もちろんそれは間違いないんですけれど、薬にばかり頼って、結局自分の普段の日常生活をないがしろにしているのはちょっと違うんじゃないかな、と思えたんです。

薬は、あくまでも一時的に頼ってもらうべき。薬は、本当に一時的なものとしてあるべきなんじゃないかなと。薬は確かに患者さんに渡すんだけど、できたら日常的に、自分の体、自分の体調を左右する食事というものにもっと目を向けてもらいたいなと。

薬を知っている立場だからこそ、実は「そんなに薬にばっかり頼っていても、根本的な解決にはならないんだよ」って、よく思います。

予防医学に頭が向いてきて、その後、たまたま大学の同期の友人が起業するという話があったんです。それでこの麻布十番調剤薬局を出すことになりまして。それが3年ほど前です。タイミングが合ったということですね。



【次ページ】科学的に研究されているから安心感があるケト検


Produced by医療動画