日本ファンクショナルダイエット協会
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第17回

山田 千恵子さん

ケトジェニクダイエットアドバイザーNo.289(WEBデザイナー)

乳がん経験者として伝えていきたい、ケトジェニックな食事法

健康そのものだった山田さんが、乳がんを宣告されたのは2017年2月。まさに晴天の霹靂でしたが、見つかる少し前に、ケトジェニックダイエットに出会い、7kgもの減量に成功していました。「ケトン体」「ケトン食」「抗酸化物質」「がんのエサは糖質」などのキーワードから、ケトジェニックダイエットががんに対抗する食事療法と信じ、再び実践し始めるのです。その後、ケト検を受講し、アドバイザーになったのも自然な流れ。この楽しく頼もしい治療食を世の中に広めるべく、日々いきいきと活躍しています。

重きを置いているのは、食事療法で細胞をリセットすること


乳がんの治療として他にはどんなことを?

ケトジェニックな食事を続けてがんを弱らせること、その食事療法と平行して体にいいことをやっていくっていうことががん対策だと思っていて。

私の場合は知人たちが協力していろいろ探してくれたんですが、オーリングとサプリメントでがんを診てくださる先生が九州のほうにいらして。とりあえず、いいと思われることは何でもやってみようと思ってそこにも行ってみました。

あと、もうひとつは「温熱療法」です。がんは熱に弱いという性質があるので、がんのエネルギーを温熱によって下げて行く。今、私が見てもらっているクリニックの先生は、ご自分もがんがよくなられてるので、本当に心強いんです。

全国から患者さんが集まって来るようなクリニックなんですよ。あったかくぽかぽかに温める治療法、一般的にはなかなか知られてないと思うんですけど。

治療として続けているのは、ケトジェニックダイエットと温熱療法、サプリメント類ということですね?

そうですね。でも、基本は食事療法。人間の体は自分が食べたものでできていると思っているので、細胞を新しいものにリセットすることに、いちばん重きを置いています。がん細胞の天敵は糖質なので、それを摂らないことが大切。

そこへプラスアルファとして温熱を加え、食事で補いきれないものはサプリメントで補う、という考え方。サプリメントはフコイダンや漢方的なものですね。

その後、ケト検を受けることになるわけですが、受講しようと思ったのはきっと必然でしたね?

自分でケトジェニックな食事を続けているうちに、もっと深く知りたい、学びたいって気持ちになって。そこでたどり着いたのが日本ファンクショナルダイエット協会だったんです。もう、すぐそこで資格を取ることを決めました。

日本ファンクショナルダイエット協会


ケト検で学んだ正しい糖質制限「ケトジェニックダイエット」


それまでにご自分で実践していた食事と、ケト検が教えるケトジェニックダイエットで違いはありましたか。

ケト検の提唱するケトジェニックダイエットでは、糖質をカットすることだけじゃなく、タンパク質も思った以上にたくさん摂らなければいけなかったり。タンパク質もそうですけど、お野菜もけっこうな量。お野菜から始まって、ミネラルなど他の栄養素も、それまでぜんぜん摂れていなかったことに気づきました。

ケト検を受講した後、実践レポートがあるわけですが、そこでいちばん勉強しましたね。自分でレシピを作って、この食べ物にどれぐらいの糖質が入っているか、どんな栄養素があるか、全部計算して出すので。具体的に目で見て、「あっ、これぐらい食べて大丈夫かな、大丈夫だな」とか。

本当に目からウロコっていうぐらい食生活自体について、考え方が変わりましたし、正しい食事メニューやレシピがいろいろ作れるようになったので、とても助かりました。

昔も、自分ではけっこう健康的な食生活をしてると思っていたんですよ。でもフタを開けてみると、全然健康的でなかったことに気づきまして。ケトジェニックダイエットを知った時には、ホントびっくりして反省しました。

ケト検を受講して、最近は、市販品の裏についている成分表がすぐに読めるようになって。栄養成分もそうですけど、原材料も添加物などもチェックするようになった。

もう、店頭で手に取った瞬間に裏をひっくり返してチェックして、「あ、ダメだ」と戻しちゃうんです。コンビニに行っても買う物がないから行かなくなっちゃう。





以前は糖質まみれな食生活が、今では激変!


以前の山田さんの食生活は、どんな感じだったのでしょう?

もともと大の甘党なんですよ。もう、ご飯のあとは必ず甘い物で締めるというくらいの甘党。お菓子大好き、和菓子も洋菓子も大好き。あとパンも大好きでたくさん食べてましたし、パスタとか麺類とかも。

最初、ケトジェニックダイエットを始めた1週間くらいは、何て言うんでしょうか、毎食後に甘い物が食べたくなるし、毎朝食べていたパンが食べられないとか、もうあり得ない!という感じだったんです。

でも、それが不思議と時間の経過ととともに食べたいという意識が消えていって、パン自体思い出すこともなくなったというか。そういう不思議な現象があり、今では食べないことが当たり前、お肉やお野菜、ほかの物でとても満足感が得られているので、どうしても食べたい!という欲求がなくなったんだと思います。

現在の、1日の平均的な食事は?

朝の基本は、MCTオイル入りのコーヒー。中鎖脂肪酸であるココナッツオイル、MCTオイル、それをコーヒーに入れて摂るようにしてますね。これは空腹感を感じない、という特別な効果がありますね。

あと、朝は卵ですね。いつも目玉焼きに卵を2個入れてます。昔は「コレステロールが貯まるから、卵は1日1個だよ」なんて言われてましたけど、卵は長寿のためにも2個から3個いいと言われているので、1日必ず2個摂るようにしています。

あと、お野菜はできるだけ多く。食物繊維は腸活に大切なので、しっかり摂るようにしています。

牛乳はちょっと避けています。やっぱり乳がんに直結しちゃうかの判定は難しいところだと思うんですけれども。ケト検でも、乳製品の乳糖も糖質だから避けたほうがいいと言われますから。乳製品を摂ったとしてもチーズを食べるくらいですかね。

ランチはちょっと恵まれてる環境にいまして。職場にキッチンが付いているので、お昼もケトジェニック的な食事を作っています。お魚やお肉を焼いてみたり、和食中華、洋風、何でも作りますが、基本はタンパク質をしっかり、お野菜をしっかり!のレシピ。

野菜を炒めたりする時にもココナッツオイルを使うなどして、中鎖脂肪酸も取り入れて。調味料も糖質が高いものが多いので、低糖質なものに変えています。

夜は、低糖質高タンパク質の中で、食べたいと思う物を食べているんですけど、たまには糖質が低いワインなども飲んだりします。外食よりはおうちごはん派。

最近、お鍋はストウブをよく使ってるんです。無水料理ができるので、栄養価を逃さないし美味しくできるしで、けっこうフル活用しています。

そんな感じで、昔よりもいろんな物が食べれるようになりましたし、食生活がすごく豊かになりましたね。



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