日本ファンクショナルダイエット協会
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第7回

蔦 洋子さん

「フードアナリスト協会評議委員」「認定主任講師」「1級フードアナリスト」

「フードアナリスト界の肉食女子」とテレビ朝日の番組「お願い! モーニング」で紹介されたお肉大好きアドバイザーをクローズアップ!

フードアナリストとは?


JFDA公認アドバイザー38番の蔦洋子さんは、「フードアナリスト協会評議委員」で、フードアナリスト協会の「認定主任講師」、そして「1級フードアナリスト」。「フードアナリスト界の肉食女子」です!

でも、ちょっと待ってください。

「フードアナリスト」って、いったいなんでしょう? という質問から始めましょう。蔦洋子さんは講師らしい落ち着きと笑みでもってこう答えます。

「フードアナリストは、ひとことでいうと『食に関する情報のプロ』です。食に関する情報でしたらなんでも」

なんでも……とおっしゃいますが、メチャクチャ範囲が広いではありませんか。

「広いです。なので食に関するあらゆる勉強をします。芸術の勉強もします。レストランにアートがないところはほとんどないですし、音楽がないところもほとんどない。マーケティング、経営、法律、漢方、アジアの食器、食育、インテリア、ヨーロッパのお菓子、ソースの勉強もあります。フランス語、中国語、英語も入ってきます。でも、全部を深くというわけではなく、グローバルに全体を見られるという立場です。いま、食の専門家ってたくさんいますけど、ひとつの分野に特化した方がほとんどだと思うんです。フードアナリストは、あらゆる角度から体系的に食を分析して解説できる、という食の専門家なんです」

「フードアナリスト」でググってみましょう。「日本フードアナリスト協会」のホームページ(リンク:http://www.foodanalyst.jp/about.html)が出てきます。設立は2005年ですから、今年で10周年。会員はなんと1万5000人という大所帯です。

「フードアナリスト」の資格は4級から1級まであって、蔦さんは協会設立の初期から講師をつとめ、現在は講師を養成する立場でもあります。フードアナリスト協会の「日本箸教育講師養成講座」の講師でもあって、ちなみに、「箸の歴史は5000年、日本は1400年以上」といわれているそうです。「稲作が伝わった頃に伝来したらしいけれど、正確にはわかっていない。『古事記』で箸が明記されていたりする」ということです。箸に歴史あり、です。

そんな蔦さんがケトジェニックダイエットに興味をもったのは、2013年にフードアナリスト協会で開かれた、あるセミナーがきっかけでした。講師は、『腹いっぱい肉を食べて1週間5㎏減! ケトジェニック・ダイエット』(ソフトバンク新書)の著者で、のちに日本ファンクショナルダイエット協会副理事長となる斎藤糧三医師でした。内容は、「腹いっぱい肉を食べて痩せる」という、当時としては(いや、いまなお、でしょうか)驚天動地、常識はずれのものでした。蔦さんは講演終了後、お花を渡すプレゼンターをつとめたのですが、自分がケトジェニックダイエットに大いなる関心を抱いたことを確信したのでした。

というのも、蔦さんはもともと美容をお仕事にしていたからです。大学卒業後、海外ブランドの高級エステに所属していたのです。9年後、マッサージ美容に限界を感じ、医療美容に転職します。内科、外科、皮膚科、アンチエイジング、ダイエット外来もあるこちらで、6年間取り組みます。

そのうち、「やっぱり、外側からいくらきれいにしていっても、中側からじゃないとダメなのかな……」と思い至ります。そこで、食品を扱う会社を起業。一番ヒットした商品は、地元広島のおたふくソースの業務用だったのですが、それはさておき、食品を扱うからにはなにかひとつ勉強しよう、ということで出合ったのがフードアナリストだったのです。

やつれ感なく、確実に体重が減る

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「ココナッツオイルは、温めた成分無調整の豆乳に青汁の粉末を入れ、それに混ぜて飲むのがオススメです。量はそんなにたくさんは飲めないですが(ケトジェニックダイエットでは豆乳の大量摂取を勧めていないから)、でも飲み慣れたらぜんぜん平気。蜂蜜を入れなくても飲みやすくなるんですよ」

こう書くと、パッと転身したみたいですけれど、この間、大病をわずらって、いろいろあったのです。

「フードアナリストの世界に入ってからは、食の歴史とか文化にのめり込み」教える側にまわりました。ともかく、猛勉強されたに違いありません。それからさらに9年ほどを経て、日本で育ち始めたばかりのケトジェニックダイエットに出合ったのです。

美容系出身の「食の情報のプロ」にとって、健康的にやせることができて、アンチエイジング、予防医学、健康長寿とも結びついたケトジェニックダイエットは、まさに出合うべくして出合ったというべきかもしれません。蔦さんは2013年12月1日に開かれた第1回ケトジェニックダイエットアドバイザー養成講座を早速、受講します。

問題は、蔦さんのお仕事です。なにしろケトジェニックダイエットときたら、炭水化物と甘いものは御法度。24時間の通販チャンネルのテレビ番組等で、「現地に行って土を見て、肥料を見て、つくり手のかたの思いをうかがって、商品を紹介する」わけですから、食べないわけにはいきません。

ダイエットの実践ができたのは受講して半年たった、昨年の5月のことでした。その効果たるや、こんな感じです。
「2週間後には、久しぶりに会った同僚から、『えっ、痩せたねーっ。でも、やつれた感がないよね』っていわれました。急激に痩せると、やつれた感が出る年頃なんですよ。でも、『健康的に痩せてるよね』っていわれましたね」
そう、楽しそうにおっしゃいます。

ケトジェニックダイエットアドバイザーの資格を得たことで、「よくメニューをつくってほしいとか、指導してほしいとか」頼まれるようになりました。なにしろ、食べることを仕事にしている人がまわりに多いので、悩める人も多いわけです。

カロリー制限によって体重をコントロールしようとする従来のダイエットと、ケトジェニックダイエットは根本的に考え方が異なります。そのあたりはどうお考えですか?

「フードアナリストは、常識にとらわれることなく、さまざまな情報や新しい情報を提供する役割です。ケトジェニックもその新しい情報のひとつだと思います。カロリー計算の勉強ももちろんしますが、こういう考え方もいまはある、とご紹介できる。『そんなのがあるんですか』と最初はだいたいの人は懐疑的だったりします。そんな偏った食事をしていたら……とか、そこまで我慢して痩せたくないとか、食べるのが好きなかたはよくいわれます。でも、確実に体重が減る、お腹のとりにくい脂肪もとれる、ということは身をもってわかっているし、短期集中で結果を出せるので、ホントに痩せたい人にはオススメします」


科学的根拠、データが欲しい!

蔦さんにとって、ケトン体式食事法は待ち望んでいたものでした。

「やっぱり裏付けができた、というのは大きい。これまでも『食できれいになりましょう』という人はたくさんいて、いろんな方法がありましたけど、体系的な理論はほとんどなかった。マッサージのエステから医療美容に移ったのも、裏付けが欲しかったからなんです。食の世界でも、科学的根拠とかデータが欲しい、伝えるときの説得力が欲しいと思っていたところに、ちょうどはまった、という感じはあります。前々から欲しいと思っていたんですが、これ、というものがなかった。ケトジェニックを学んだおかげで、きちんと理論づけてお話ができます」

最近流行の「美魔女」という言葉をポロリと口にすると、蔦さんはまっすぐにこういいました。

「やっぱり、美しさって健康なのが一番だと思います。フードアナリストの講師として、健康寿命を長くしよう、という話もするんです。そこはこちら(JFDA)もおっしゃっている、医療費削減にもつながります。きれいなだけではダメです、これからは。自分の身は自分で考えないと」

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日本和装協会認定2級/1級師範科修了、茶道検定、きもの文化検定も取得している蔦さんは、専門学校で着物について教えてもいます。もちろん着物姿です。

最後に、今後の夢、展望をたずねました。

「可能ならですけど、ケトジェニックと食べるものをくっつけて、食の指導をしつつ、おいしく食べられるサロンとかレストランとか、なにか仕事をつくりたいと思ってます。ケトジェニックダイエットは、うまく取り入れていけば食の世界ではすごくのびる分野だと思います。たとえば、お肉に視点を当てた時に、ケトジェニックのためにお肉をたくさん食べるのではなくて、お肉をたくさん食べると、こういうメリットもあるんだよ、というアプローチの方法とか」

「ケトジェニックダイエットのテキストは化学式ですけど、読める人はほとんどいない。私の役目としてはいかにかみくだいて、一般の人にいかにわかりやすく、現実の食生活に応用してもらうか、それを研究したいなと思ってます」という蔦さんの言葉は、JFDAの公認アドバイザーのみなさんに共通する思いであるに違いありません。

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蔦 洋子さん

広島出身の「フードアナリスト界の肉食女子」。 以下の資格一覧は、「フードアナリスト蔦洋子のブログ」より抜粋。 ◆(社)日本フードアナリスト協会1級・協会認定主任講師・認定箸教育講師・食育講師。◆NPO法人日本フードコーディネーター協会認定フードコーディネーター。◆社団法人日本産業カウンセラー協会認定産業カウンセラー。◆社団法人日本アロマ環境協会認定アドバイザー。◆フランス ゲラン社 ディプロマ。  ◆日本和装協会認定2級/1級師範科修了。◆マナープロトコル検定、茶道検定、きもの文化検定、ジュニアオイスターマスター 他多数